どうも、打たれ弱い大人”元”代表の【たすく】です。
突然ですが
僕は、昔から「普通」が大嫌いでした。
なぜかと言うと
「普通はこうするんだよ、普通は」
「普通こんなことしないんだよ普通は」
「普通に考えたらわかるだろ、普通に考えたら!」
幼い頃から、こうやって怒られてきたからです。
僕の父は、戦争が終わる直前に生まれた人で
厳しい環境と偏見の中を生き抜いてきたこともあって
僕にとってはとても怖い父親でした。
まっすぐ目を見るのもビクビクしちゃうくらい。
少しだけ引っ込み思案だった僕は
そんな父になかなか可愛がってもらうことができなくて
バカなことをやって気を引こうとしたりしていました。
イタズラしたり、目の前で変なことをやってみたりね。
その結果が『トラウマになるレベルの』お説教の数々。
もともとの引っ込み思案な性格もあいまって
小学生の頃には既に、人一倍打たれ弱い性格になってしまいました。
大人になった今では
あの頃に比べたらもちろん強くなったし
それこそネットビジネスを学んでるおかげで
ゆっくりと、だけど確実に強くなり続けてますが
その打たれ弱さは
完全にはまだ消えないままです。
でも、今はそんな僕を変えてくれた先生との
奇跡みたいな出会いのおかげで
そのトラウマもかなりよくなりましたけどね!
そもそも「普通」ってなんだっけ?
よくよく考えてみれば、普通って何って言われても
なんかよく分かりませんよね。
そんな中、つい先日ある出来事で
ちょっと「普通」について考える機会があったので
「普通」というものが
・どれほど弱くて
・脆くて
・頼りなくて
・つまらなくて
・怖いものか
さくっとお話しようと思います。
□■本当は怖い「普通」の話□■
ある帰り道の出来事でした。
僕は自転車で通勤してるんですが
その日もいつも通り
「今日のご飯はアレにしようかなあ」
とか色々考えながら
大通りを自転車で走っていました。
そうしたら少し先の方で
自転車に乗った女性が倒れるのが見えたんです。
思いっきりガシャーン!と倒れたわけじゃなく
どうやら止まった状態でバランスを崩して
ゆっっくりゆっくり倒れてしまったようで
僕も気付くのが遅れてしまったんです。
一瞬迷いましたが
子供用のイスも取り付けてある重たそうな自転車だったし
僕は自転車を降りて女性に駆け寄りました。
「大丈夫ですか?」
横から声をかけると
女性はとてもびっくりした顔で
「大丈夫、大丈夫です!」
と言いながら慌てて立ち上がりました。
…交わした言葉は、たったそれだけ。
単純に僕が人見知りっているのもあるけど
女性の方が、それ以上話しかけて欲しくなさそうに見えたからです。
後で気付いたんですが
道の少し先の方で小学2〜3年生くらいの女の子が
心配そうに後ろの様子をうかがっていたので
きっとあの女性はお母さんだったんだろうな
って分かりました。
もうちょっとだけでも、
何か助けられたらよかったかな…。
なんて考えながら、僕はその場を離れたのでした…完。
僕の住まいは東京23区ですが
東京の人って冷たいよね!ってよく言われます。
いやあそんなことないですよ、って言いたいんですけど
冷たい人が多いなって
僕自身ちょっと思ってます。
冷たいっていうか、他人に無関心すぎるんですよねみんな。
道を歩いてても、エスカレーターに乗ってる時も
電車に乗ってる時も、横断歩道を渡る時も
とにかく自分優先!自分がよければ他なんて知らん!ここが世界の中心だぞ!
って感じがすごいです。
東京だからそう、ってわけじゃないかもしれないけど
僕の地元の群馬と比べると
人との繋がりや暖かさが全然感じられないんですよね。
焼きまんじゅうも売ってないし(☜群馬の名物)
そんな風に
『人に優しくしないこと』が普通みたいになってる。
だからきっと、倒れた自転車の女性はびっくりしたんだと思います。
だって普段の生活の中で言っても
家族、友達、職場の人、スーパーやコンビニの人…
会話する相手って、せいぜいこれくらいですから。
僕に至っては、職場とお店のレジの人以外ほぼ喋りませんからね!
だって喋る機会がないんだもの( ^ω^ )
知らない人に声をかけられる
知らない人に心配される
知らない人に注目される
こういうことに慣れていないから
びっくりさせちゃったんでしょうね。
家に着くまでに、ふと思ったんです。
「ああそっか、普通は助けないんだな」
って。
自分や家族、友達がよければ別にいい。
なんなら自分さえよければそれでいい。
・だから自転車で倒れた人を助けたりしない。
・すれ違った人がポケットから何か落としても
わざわざ拾って駆け寄ったりしない。
・子供がひとりぼっちで泣いてたとしても
怪しい人だって思われたくないから
すっごい気になるけど…知らんぷり。
これが普通なんだなって。
□■意味がわかると怖い「普通」の話□■
僕の1番の趣味は
なんといっても映画鑑賞!なんですけど
映画やドラマって、見ていて面白いですよね。
去年の話にはなりますが
『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』
観に行きましたか?
アニメが面白かったので観に行ったんですが
心臓をグッと鷲掴みにされるような
それくらい強く心に訴えかけてくる
めちゃくちゃ最高の映画でした…!
でも「なんでこの映画はこんなに面白いんだろう?」
って考えたことは
そういえば今までなかったかも知れません。
たとえば、フィクションの世界で
「普通の日常」を描くとするじゃないですか。
別に面白くも何ともないんですよ。
だって普通なんだもん。
特に楽しいシーンもないし、盛り上がる展開もないし
名言も出てこないし、感動的なクライマックスもない。
映画やドラマが面白いのは
「普通じゃない世界」を描いてるからです。
日常を描いたドラマとかでも
絶対に「普通じゃない展開」ってありますしね。
ハリー・ポッター
メリー・ポピンズ
サウンド・オブ・ミュージック
そして父になる
グッドウィル・ハンティング ~旅立ち~
これらは、僕が見てきた中で
特に自信を持ってオススメできる映画たちですが
どの作品も共通して
日常の世界から旅立って
成長して戻ってきたり
新しい価値観や信念を手に入れて
人生の再スタートを切ったりします。
「普通」に生きていたらそうそうないような
そんなことが起こるから面白いなって感じるんです。
ミュージシャンも同じですね。
僕の大好きなBUMP OF CHICKENも
最初は千葉県の田舎で趣味みたいにやっていたのが
今では日本を代表する超大物バンドですからね。
きっとたくさんの人に言われたと思います。
「やめとけよ、どうせ無理だから」
「音楽なんかやめてちゃんと仕事したほうがいいよ」
「成功するのなんて一握りだけだよ?」
「普通に働いた方が確実だよ」
「普通に考えなよ、無理無理」
こんな風にね。
…気付きませんか、この違和感。
何かがおかしいと思いませんか?
面白い映画やドラマは
「普通じゃないから面白い」
有名になるミュージシャンたちは
「普通はやらない事をやるからすごい」
みんな「普通じゃないこと」に価値を感じてるんです。
それなのに
「普通が一番」
「やっぱり普通が安心」
「みんなこうだからこれが普通だよ」
「普通でよかった」
「もしかしてこれって普通じゃないの…?」
なんて考えてるんですよ。
これって不思議じゃないですか?
というよりおかしくないですか?
誰もが
「普通じゃないものに価値がある」
と、潜在的に感じているのに
誰もが「普通でいることが1番正しい」
って思ってるんです。
なんで?どうして?
なぜなぜ?????
そもそも「普通」ってなにかといいうと
意味を調べてみたところ
・いつ、どこにでもあるような
ありふれたものであること
・特に変わっていないこと
・それが当たり前であること
と、書いてありました。
これを、僕自身の言葉にして言い直すと
普通とは
【その人が過ごしてきた環境や、社会の風潮によって構築される
常識と価値観】
である。
となります。
つまり
「普通」というものには
今この瞬間の
自分の考えや価値観が
ほとんどないってことです。
「誰かが決めた普通っていうルール」に
なぜか僕らは従って、
何の疑いもなく毎日を過ごしてるんです。
「普通」という概念には、
自分の意思ってやつがありません。
たくさんの人の意思や考え方
それぞれの思う”当たり前”の概念や
これが正しい、と信じてる正義。
それらがコーヒー豆のようにブレンドされて
ぐるぐるぐるぐる掻き回されて
飲みやすいように味をまとめたものが
『普通』という『常識』なんです。
考え方や常識なんて
それこそ人の数だけ存在するわけで。
日本だけでも1億2千万人以上の人がいるので
つまり僕らを取り巻く『普通』ってやつは
「1億2千万種類のコーヒー豆」から作られた
ブレンドコーヒーなわけです。
そんなにたくさんブレンドしたら…
どんな味になるかは想像もつきません。
少なくとも、絶対絶ーっ対
美味しくなんてなりませんよね…。
世の中の「普通」や「常識」なんて
時代が変われば変わってしまいます。
ファッションのトレンドと一緒です。
去年の春は赤いカーディガンが流行ったけど
今年の春は青いカーディガンが流行ってますよ、
みたいな。
そんな不安定で頼りないものなんです、
「普通」ってやつは。
だからこそ、いつその危険性に気付けるかで
その後の人生が大きく変わっていくんです。
□■騙されるな!本当の「普通」の話□■
倒れた自転車の女性を助けようとしたことで
ハッキリと僕は理解しました。
今まではなんとなく
「世の中の普通に従ってたらダメだよね」
くらいの気持ちだったのが
ある日突然、その危険度の高さに気付いたんです。
僕はこの出来事から
【普通という偽物の安全を抜け出して
本当の自由意志で行動することの重要性】
という、とっても大切なことを学びました。
一言で言えば
【自分に嘘をつくな、正直に生きろ】
ということですね。
「普通」という目に見えないバケモノに操られて
たびたび僕らは
「本当はあれがいいけど…普通はこれにするよね」
「実はこっちがいいけど…あっちが普通だもんね」
「どうせならそうしたいけど…普通しないでしょ?」
というように
自分の意志とは違った選択をします。
しかも、そのことに対して1mmも変だと思わず
疑わず、違和感さえ感じない。
誰もそれが危険だなんて気付かない。
危険だなって発想すら浮かばないなんて。
僕の理念として
【心の望む方へ向かえば、99.9%の問題は解決する】
という想いがあります。
そんなバカなことあるか!と思うかもしれませんが
僕はネットビジネスを学び始めてから
本気で【心の望む方へ向かった】結果、
「今まで生きてきた時間は何だったんだ!」
そう叫びたくなるほどの衝撃を
いまだに受け続けています。
それこそ人生が18000°くらい変わりました
(100回くらい生まれ変わった気分です)
何をするにも、遅すぎることなんてありません。
僕もこうして
『普通』の恐ろしさを理解できたおかげで
また生まれ変わっていくので
101回目の人生の転換期ですこれが。笑
“ベイビーアイラブユーだぜ
ベイビーアイラブユーだ
君と会った時 僕の今日までが
意味を貰ったよ”
新世界/BUMP OF CHICKEN
大好きな、大好きな曲の歌詞です。
まさにこんな気持ちなんですよね。
今まで生きてきた時間に
無駄なことなんてひとつもなかった。
ほのちょびーっとだけでいいんです。
「これは本当に自分のやりたいことかな?」
時々、そうやって心に問いかけてみてください。
大丈夫。
あなたは普通なんかじゃない。
ここまで読んでみて
最後の問いかけに対して、あなたはどう感じましたか?
ぜひ答えを聞かせてくださいね。
ではでは!
P.S.
「でもやっぱり普通がいいと思います」
「人と違うことするのって怖いです」
どうしてもその気持ちが消えない。
「でも…こんなに苦しい毎日が普通だっていうなら
なんとかして変わりたい!」
そんな時に、
背中にそっと触れて後押ししてくれる
素敵な曲をご紹介。
“与えられた居場所が 苦しかったら
そんなの疑ったって かまわないんだ”
望遠のマーチ/BUMP OF CHICKEN
これはダメだと分かってるのに
そこから逃げ出せずにいた頃
たったこれだけの言葉で、僕は救われました。
是非聴いてみてくださいね。
P.S.2.
普通って心地いいんですよ。
だってみんな同じだから。
それが正解だってみんなが言うから。
あいつは変なやつだ!って笑われないから。
バカにされないから。
でもいつか気付くんです。
「あの時、自分の心の声に従えばよかった」
って。
そう考えると
どんなに笑われても、バカにされても
今すぐ普通をやめて変わっていくのが
1番心地いい生き方なのかもなあ…
なんて思いました。
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